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  • 執筆者の写真hanamura

里山くらぶ〜鳥の巻〜

更新日:2022年2月6日

6月27日(日)に “里山くらぶ~鳥の巻~”を開催しました。


今年から始めた“里山くらぶ”。5月は中止となったため、今回が初回となりました。

昨年までは低学年を対象とした事業はなく、時折「低学年のキャンプはありませんか?」と問い合わせが入っていたので、今年からチャレンジ!

里山くらぶは、小学1年生~小学6年生が対象です。

現状、応募も1~3年生が多くなっています。



毎回テーマを決め、里山のことについて知る時間を持ちます。また、森で遊ぶ自由な時間を設け、子どもたちからやりたいことを募集し、みんなで実現していきます。



午前中は、鳥について知る時間。鳥に詳しいゲストと一緒に森に出かけます。

いつも森の学校でも動物の調査等をしている方で、色んな場所で鳥の観察会等も行われている方をお呼びしました!


子どもたちは自己紹介等をした後、望遠鏡と鳥の図鑑を持って森に出かけました。

自前の望遠鏡や図鑑を持ってきている子もおり、どんどん鳥を見つけては図鑑に印をつけていました。



森の学校には、現在、鳥の巣箱の展示もしてあります。

一番大きいのは、シマフクロウの巣箱だとか!子どもたちは順番に入って顔を出していました(笑)

今日見れた鳥を子どもたちに森を回った後に聞くと、13種類出ました!

よく名前まで覚えているなー!と感心しました。



お弁当を食べ、午後は、自由遊び。


「何したいー?」と聞くと一気に手が上がります。

「虫とり!」「秘密基地づくり!」「筏づくり!」今回はこの3つ。

分かれて活動しますが、途中で他の活動に行くのも、違う遊びに発展するのもあり!

移動するときは必ずついているスタッフに一声かけることだけがルール。


虫とりチームは、虫かごと虫取り網を持って森に出かけて行きました。


が、池にいるたくさんのアメンボに目が行き、アメンボすくいに変更。


ライフジャケットを装着し、池の周りで網を持って並んでいる姿が印象的です。



秘密基地づくりのチームは、人数も多く自然と2チームになっていました。

1チームは、家を作るチーム。

床にはベニヤ板を並べ、玄関には竹の花瓶に花が生けられていました。

この竹のカップが大活躍!

底に穴が空いているカップに水を入れ、手洗い装置に。

また、他の竹には水を入れ、花や葉っぱを浮かべているのは、なんだか素敵でした。


もう1チームは、アスレチックを作るチーム。

こちらは釘やのこぎりを使って材木を組み合わせて、平均台のようなものやシーソー等を作っていました。



筏づくりチームは、道具小屋の下に納めていた竹の杭を見つけ、それをつなぎ合わせます。

そして、できあがったらもちろん浮かべてみたいですよね!

まずは、万代池ではなく、小さなビオトープの池の方に浮かべてみました。


すると・・・

「浮かんだ!!」「やったー!」「乗ってみよー!」

「え・・・乗ってみるの!?!?」


子どもたちはやってみたい気持ちでいっぱいです。

ゆっくりと片足ずつ乗せて・・・

やっぱり人が乗ると沈み、なかなか難しい。


でも子どもたちは諦めません。

 「次のときには、浮きをいっぱいつけてみよう」

 「ペットボトル持ってこよう!」

 「竹の棒だけじゃなくて、板もくっつけてやってみよう」


いっぱいアイデアが浮かびます。次回どう変化しているか楽しみです♪


”私たちが暮らしている里山のこと、自然のことを知って目を向けてほしい”

”決められた事をやるのではなく、子どもたちのやりたいことがチャレンジできる場を作りたい”

という思いから始めた里山くらぶ。

子どもたちの発想の広がり方を見ていると、こんな時間を大切にしていきたいなと改めて実感しました。


今から次回が楽しみです☆


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