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大丸秀士

『平日作業隊』2022年6月

2022年6月2日(木)

【 参 加 者 】7名

【作業内容】枯れ木伐採、フィールド整備


*枯れ木の伐採

 ヒノキ1本とツリークライミング広場のコシアブラなど3本の枯れ木伐採をしました。

 ヒノキが枯れるのはどうしてか分かりません。


*フィールド整備

 作業小屋前の手すり支柱の交換

 腐って細った支柱を交換

 ドリルで穴開けして長いボルトで固定

 3年くらいで更新しないといけません。

 伊勢神宮とまではいきませんが技術継承ですね。

 そろそろ、手洗い場の更新もしたい。


 新ツリークライミング候補地の整備

 現在の木登り用のコナラがカシノナガキクイムシに取りつかれ、

 ほじくった木の粉が落ちていたのでいずれ枯れて使えないと判断

 新しい候補の木の周囲を整備しました。

 先日、労福協のボランティアに整備していただいた続きです。


*不思議なこと

 ナラ枯れでは一山丸ごとコナラ類が枯れることがよくあります。

 ところが、森の学校ではキクイムシの侵襲を受けたものの枯れたのは2本だけ

 現在のツリクラ木を含めて元気よく芽吹いて、葉が出ています。

 キクイムシがカビの一種ナラ菌を運んできても感染しないようです。

 2本目の被害木は若い木でしたが、それより大きな木も持ちこたえています。

 このまま被害が収まってほしいものです。


*自然のたより

 3日にチョウと鳥の調査をしました。

 コミスジやウラギンヒョウモンが見られるようになりました。

 アカショウビンがよく鳴き、ツツドリが近くで鳴いていました。

 エナガの赤ちゃんは目の縁が赤くてかわいい

 ヤマガラに先にえさを取られたかに見えるコゲラ



2022年6月9日(木)

【 参 加 者 】7名

【作業内容】枯れ木伐採


相変わらずの作業内容です。


*立ち枯れ木の伐採

アカマツ3本

うち2本は30m級でしたが、枯れて1年くらいで気になっていました。

あと数本でイベントでよく活動する範囲の目障り、かつ倒木の危険性のある木が片付きそうです。


とはいっても、また枯れますが。

アカマツ枯損木の丸太は横に並べて平均台にしたり、池岸の落水防止に使いました。


 枯れ木処理で遅れているビオトープ周りの整備などこれから課題です。


 サシバが2羽鳴きながら飛びました。周辺で営巣か。

 小鳥の声はややトーンダウンするもホトトギスはけたたましい


 ササユリがよく咲いています。


 アカマツ枯損木の丸太をどう生かすか

 とりあえず花壇なども手っ取り早いか



2022年6月16日(木)

【 参 加 者 】7名

【作業内容】枯れ木伐採、丸太ウォーク整備


*枯れ木伐採

 先週、倒した木の後始末

 先週はアカマツ枯れ木を倒したものの

 かかり木になったのを降ろしただけでストップしていました。

 ※かかり木というのは、木を切ったものの完全に地面に倒れず

  他の木に引っかかり宙ぶらりんの状態。

 とても危険です。


 枯れ木は重心の傾いた方向に倒すのが安全です。

 その方向に邪魔な木があると、切っても寄りかかり倒れません。

 ドミノが止まるような状態で、いつ倒れるか分からない状況になります。

 この処理も手馴れてきましたが、

 今回の反省は、寄りかかることになる木を、まず倒してかかり木にしないで、

 確実に地面に倒すことです。


*丸太ウォーク延長

 高さ30mもあろうかという木。

 運ぶのはたいへんなので、前回報告した丸太渡りを長くしました。

 スタートとゴールの標識が欲しいねという意見も。

 安全性も含め改良していきたいと思います。


*自然のたより

 ヤマユリがまだまだ花盛り

 林内はガがよく飛びます。

 もっぱら、キシタエダシャクで後ろ翅が黄色の美しい蛾です。

 ハチなのかハエなのか分からない大型の虫もいました。



2022年6月23日(木)

【 参 加 者 】7名

【作業内容】チョウ調査、植物保護区画のロープ張り


*チョウ調査

 天気が良かったので大丸は午前中チョウ調査を実施。

 チョウの調査は気温の上がる10時以降実施です。

 オオチャバネセセリが新鮮な個体(ふ化して日にちがたっていないきれいな個体)から擦れた個体までいろいろ見れました。

 ツバメシジミ、スジグロシロチョウなども

 おまけでハラビロトンボのオス、コシアキトンボの群飛翔も


*植物保護区画のロープ張り

 他の人は一斉草刈りに備えて、植物保護区画のロープ張りを実施。

 今年は目立つオレンジの細いロープを使ったりもしてよく識別できるようになりました。


暑いので差し入れのアイスがおいしかった。

適度な雨が欲しいですが、ため池は水が減ったまま。

ちょっと水不足な夏になりそう。



2022年6月30日(木)

【 参 加 者 】9名

【作業内容】手刈り除草


あまりにも暑いので、手刈り除草の軽作業を実施。

野草保護区画の中の除草が遅れているので、いいタイミングです。


私は立桃を4本植えた場所の周りを除草しました。

ここにはコゴミ、キクイモなどに加えて、移植したネムノキ、プランターからなぜか芽を出したアオギリも定着しています。


慎重にササやらヨモギを刈り進んでいくと、黄色いランのような花が数本。

これは残しました。

よく残したとほめてもらうおうと、後で見てもらうとランではなくてクサレダマ。

「腐れ玉」とはつまらんと思ったら、

「クサ+レダマ」だそうで、黄色がきれいな花です。


草刈り中にトノサマガエルがたくさん跳びだしてきました。

20匹くらいはいたかと思いますが、どれも大きい個体ばかりでした。


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