7月に森の学校でアースキーパーの活動をした向原小学校の子どもたちの最後のチャレンジが10月19日にありました!
最後は、自分たちが学んだことを保護者の人に伝えること。
*Knowlege(いのちのしくみを知る)体験
*Experience(地球への愛情を育む)体験
この2つの体験を子どもたちの指導で保護者の方々に行います。
4チームに分かれて実施!
子どもたちは、自分が指導する準備はもちろん小道具づくりもしなければいけません。
「小道具つくるのが大変だった!!」という声もありました。
でも、自分たちなりに工夫して作っており、見に行ったトレーナーも「こんな風にやるやり方もあるんだ」「なるほど!その発想は面白い!」と感心していました。
“伝える”ってすごく難しく、大変なことだと思います。
分かっていると思っていても伝えるとなると深く理解することが必要。
またどういう伝え方をしたら分かりやすいのかという視点も必要になってきます。
やっている最中にはハプニングももちろんあります・・・!
私が参加したグループは、
「あっ1枚カードがない!」
「鷹が書いてあるカードが!」
どうしようどうしようと言いながら、
1人の男の子が手持ちのホワイトボードに即席で書き、それを保護者の方へ渡していました。
それがサッとできる姿に感動!
次は「えっベルトがない!」
これはとても大事な小道具。
これがなければ話が進みません。
これには先生がダッシュ!
学校まで取りに走っていました。
なかなか準備した通りにはいかなかったかもしれませんが、臨機応変に対応しながら、自分たちが伝えたいことをちゃんと伝えている姿に、感動し、やってよかったなと思いました。
子どもたちは4つの鍵を手に入れ、晴れてアースキーパーレベルⅠとなりました!
最後のまとめで「がんばります!」「マスターアースキーパーになりたいです!」「地球のために」
と様々な宣言が飛び交っていました。
保護者の方から
「家でも子どもからどんなことを学んだのが話してくれたり、自分たちがやっていることがどう環境に影響しているのかなどを指摘されたりしました」
というお話も伺いました。
家で保護者の方も一緒に考えたり議論したりしているようで、家族へもわかちあっている子どもたちもすごいですし、それをちゃんと聞いて一緒に考えるご家族の方も素晴らしいなと思います。
私は、高校生の時に「なぜ環境問題がこんなに取り上げられているのか?身近な家の周りの山や川は自然豊かなのに・・・?」と疑問に思い、大学で環境のことに関わりましたが、小学生の時にアースキーパー受けれていたらよかったなと今でも思います。
ここ数年、エコな活動が社会の中でも注目され始めましたが、“なぜその行動が地球に優しい行動なのか”を知ることはすごく大切なことだと思います。それを伝えられるのが、アースキーパーのプログラムです。
これからも“その行動がどう地球に影響しているのか“という視点を持っておいてもらえたらなと思います。
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