2013年9月21日、いつもは単独のチョウ調査に珍しく若い同行者がありました。ヨウスケ君は私が見逃した生き物をたくさん探し出してくれました。 その中でオオアオイトトンボの雌雄が撮影できたのでご覧ください。
こちらはオスで、腹部の最後の節(第10節)だけが白いのでオオアオイトトンボで、よく似たアオイトトンボやコバネアオイトトンボではないことになります。
続いてメスです。
メスは第9節、10節が大きく膨らんでいるのが特徴です。 胸の側面(翅胸)と呼ばれる部分の緑の模様が広いことでも他のアオイトトンボと識別できます。 それにしても、イトトンボの多くは羽を閉じて止まることが多いのに、オオアオイトトンボは開いて止っています。それも飛行機のように両翼を水平に保つのではなく、4枚の羽がばらばらの方向になっています。 成熟するまでは水辺より林内で暮らすとか、気温が低い夕方に産卵するなどちょっと変わり者のようです。
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