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執筆者の写真hanamura

森の学校『平日作業隊』

◯実施日:2019年7月18日(木)

◯天 候:雨 ◯参加者:7人 ◯報告者:六重部篤志

 小暑 鷹乃学習(たかすなわちわざをなす:鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える)の候 今年の梅雨は雨の日が少ないものの、何故か木曜日によく雨が降ります。

今日は月半ば、恒例の里モニ1000植物相調査は、雨が降り出す前に済ませました。

万代池を一周すると、林床にこの時期ならではのキノコ、アカヤマドリがあちこちに生えていました。「食可」とされていますが、マツタケ、シイタケ、ヒラタケ、クリタケ、ナメコ以外のキノコはどうも食べる勇気が沸きません。今年もコナラの枯れ切り株にマンネンタケ(霊芝)が1本生えました(昨年は2本)。今はとても綺麗ですが、秋には紫褐色に変色してきます。後漢時代(25-220)にまとめられた『神農本草経』に命を養う延命の霊薬として記載されているそうですが、漢方には霊芝の処方は無いそうです。

 今日の作業は、草刈りを始めて30分程度で大粒の雨が降り出して中止、皆さんはアースエデュケーションハウスの入り口の扉取付けをされていました(切ったり削ったりと…大変そうでした)。

 作業小屋近くに置いている鉢植えのつる植物。タイ国原産のバタフライピー(蝶豆)に青い花が3個咲きました。マメ科の植物ですから、花は蝶形花ですが、旗弁が下になっています。南米原産のアメリカデイゴも旗弁が下になって咲きます。南半球の植物はすべてこうなるのでしょうか? 最近、テレビや新聞で取り上げられている、サンフレッチェ応援「紫ビール」はハイビスカスとこのバタフライピーの花びらの色素を使って紫色を作り出

しているのだそうです。

 来週の作業日にはもう梅雨があけて、強烈な日差しになることでしょう。



#ひろしま自然学校 #森の学校 #自然学校 #里山の植物 #里山 #北広島町 #平日作業隊 #里山整備 #生き物調査

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