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  • 執筆者の写真hanamura

森の学校『平日作業隊』

◯実施日:2019年8月8日(木)

◯天 候:晴れ ◯参加者:6人 ◯報告者:六重部篤志

 立秋 涼風至(すずかぜいたる:涼しい風が立ち始める)の候 ついこの前に梅雨明けしたのに、もう今日から暦の上では秋(立秋)。でもまだまだ暑さは続きます。万代池堰堤下の田んぼでは、もう稲穂が垂れてきました。出穂から45日で稲穂が熟れると言われますから9月の初旬には稲刈りが始まるでしょう。

 今日の作業は、アースエデュケーションハウスの庇の柱取り付けと鎧張りが始まりました。それと別班は草刈りでした。草刈りをしているとトノサマガエルやアカガエルがよく見られます。近年はアカガエルの卵塊が極端に減っているのですが、生体が見られるということはどこかで産卵(繁殖)はしているものとは思われます。原因は何なのでしょうか? 秋を代表するトンボ・アキアカネは稲の育苗に使う農薬(除草剤)のネオニコチノイドが影響しているのだそうですが、アカガエルの場合はどうなのでしょうか。絶滅危惧種になる日が近いかも!

 池奥の湿地では、ビッチュウフウロが咲き始めました。日当たりのよい路傍に咲くゲンノショウコによく似た形の花ですが、花びらを比較してみると違いがよく分かります(写真を貼付、比べてみてください)。堰堤ではオミナエシやワレモコウが、湿気のある場所ではサワオトギリ、ヒメオトギリ、コケオトギリ、遊歩道ではキンミズヒキ、ヒメキンミズヒキが見られます。

 次週15日は盆休みとします。


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