2013年10月13日 快晴で気温も20度前後、ようやくさわやかさを感じる秋になりました。赤トンボと赤い実があざやかな森の学校です。とはいえ、100羽以上のアトリの群れを見るなど、冬の気配も感じられます。
虫たちの写真撮影ももうわずかな期間とチョウ調査のあとも、いろいろおもしろいものを探してみました。笹の葉の上をゴミが歩いています。どう見てもゴミ。奇妙な形の虫というのでもありません。よくよく見ると足らしきものがのぞいている。
ハウルの動く城、そんな雰囲気がします。ゴミを一つつかんでみると、2、3個他のごみも外れてしまった。するとゴミの持ち主があわててゴミをまた背中に貼り付けようとします。私にお構いなしに、とにかく外れたゴミをまとおうとします。別に素っ裸にしたわけでもないのにねー。
この正体はクサカゲロウの幼虫です。カゲロウにはよく知られたアリジゴクを作るものもありますが、このように塵載せ型もあり徘徊して、アブラムシやハダニなどを捕食して食べるそうです。アリジゴクと同様、牙状の大あごを刺して体液を吸い取ります。
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